筆不精王カクが書く 渾身の一筆ブログ!!
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先日、映画『スタートレック』を観てきました。
特にスタートレックファン(熱心なファンは“トレッキー”と呼ばれるらしい)というワケではないのだが、あの『ロスト』や『クローバーフィールド』のJ・J・エイブラムスが監督ということなので首を長くして待ってたんですよね。
J・J・エイブラムス監督と言えば、「斬新な映像」「ストーリーで観客をひっぱるのが上手」な監督というイメージなので「スッキリ!」な爽快感を期待しつつ。
(→以前『クローバーフィールド』を観た時の感想はコチラ)
いやー、スッキリスッキリ!!
スッキリ期待に120%応えてくれましたね。
スタートレックの知識がなかったので楽しめるか少し心配していたのですが、全く問題なく充分楽しめました。
ところで、映画を観ている最中に気になったのが、作中に出てくる宇宙船「U.S.S.エンタープライズ」のデザイン。
(上の写真、ちと暗くて分かりづらければコチラを参照してみて下さい)
このエンタープライズ、1966年にアメリカのテレビドラマ『スタートレック宇宙大作戦』で放映された頃から出てくる、スタートレックシリーズを代表する宇宙船。
宇宙船は英語で言えば「スターシップ(Star Ship)」。
日本語でも英語でも「船」なワケですよ。
だから多くのSFやアニメに登場する宇宙船は、多くのものが「船」の形状が相場であったと思うんです。
『宇宙戦艦ヤマト』やら『銀河英雄伝説』やらその他諸々の作品にみられるように、大型の宇宙船は「船」。
そしてその大型宇宙船から発進するような小型のものは「飛行機」の形状のものが多い。
これは「宇宙船=空母(母艦)」イメージなので、それより小型のものは「飛行機型」なのだと思う(大気がないので翼など必要ないはずなのだが)。
でも、そもそもなぜ宇宙船が「船」なんだろうか?
まあでもこれは、恐らく未知の宇宙を旅することを「航海」になぞらえた結果、「航海=船」というイメージで、宇宙船が今のような「船イメージ」としてできあがったと容易に想像がつくワケです。
ところがです。
どうですか、この「エンタープライズ」は!!
全く船の形をしていない。
皿にヒョロっとなんか棒がひっついた様なヘンな形。
正直、子供の頃に多少目にすることもあったスタートレックに出てくるこの宇宙船を見るたびに、「ヘンだ。」「カッコわるい。」「弱そう。」とか思ってました。
でも、今回改めて映画でちゃんと見て、この素晴しいデザインの船にズキュンと脳天を打ち抜かれてしまったワケです。
シャープで無駄がなく美しいラディカルなデザイン。
「宇宙船デザイン部門」みたいなデザイン賞があれば、優勝・金賞・大賞・最優秀賞候補まちがいなしです!!
スゴくないですか?
まだボクが生まれる前に、今から40年以上も前に、こんなデザインが作り出されたなんて!!
ちなみに説明では円盤状の居住スペースに紡錘状の機関部が繋がっていて、そこから2つの棒状の動力部が伸びているらしいです。
宇宙船と言えば船のような形という、ある意味世界共通の無意識の意識をひっくり返して、新しい形を作れる才能。
こういう発想ができるって、やっぱり持って生まれた才能のなせる技なんでしょうかねぇ。
いやホント、スゴイよなぁ。
追記:
ちなみに、アニメ『機動戦士ガンダム』に登場するジオン公国軍の「宇宙巡洋艦ムサイ」は、エンタープライズをさかさまにしたものをモデルにしているらしい。
へぇーへぇーへぇー。
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プロフィール
名前:カク
趣味:トレッキング、旅行、映画鑑賞、読書など多岐に渡るが全て浅い。
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旅行会社やってます。趣味はトレッキング。体力なくてキビシかったりもするが、やっぱり山はイイ!!
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