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筆不精王カクが書く 渾身の一筆ブログ!!
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さて、ぜんりょくしっそーのヤル気が失せてくる前に旅行記を更新!

前日二日酔いと寝不足という絶不調な状態でどうにかこうにかネパール入りを果たし、激安ゲストハウスで倒れこむように爆睡して充電完了!

カトマンズで友達と合流し、今回の旅のファーストミッション「ランタントレッキング」へ出発です。


【4~5日目までのスケジュール】
2009年12月26日 カトマンズ
2009年12月27日 カトマンズ=シャブルベシ


ネパール入りして向かえた初めての朝。
今日は昼過ぎに友達とホテルで待ち合わせなので、それまでヒトリでぶらぶらカトマンズを散策。



まずは腹ごしらえに朝食を食べに出発。
ここは1年前に泊まったゲストハウスのご主人に教えてもらったローカルレストラン「HAMR JUMBINI TANDOORI BHOJANALYA」(←長いっ!読み方も分からんっ!)。
観光客が来るようなお店ではないようでネパールの人たちしか見たことがない。
店内はいつも暗く店の真ん前までやって来ても、開いてるかどうか分からないくらいかなーり怪しい(笑)
でも、目の前で焼いてくれるナンはめちゃウマ!
(写真右のヤカンがのってるドラム缶みたいなのが釜でこの中にナンを貼り付けて焼く)
しかも1枚5ルピー(約7円くらい)からあり激安!!
カトマンズではほとんど毎日朝食はココで食べてました。
少々高くなってもいいから、こんな店日本にあったら毎朝通うのに。



カトマンズの中心部タメル地区はゴチャゴチャしてるうえに、人やらクルマやらバイクやらリキシャ(人力車)がグチャグチャに入り乱れている。
写真にはヒトしか写ってないがココも普通にクルマもバイクもやってきてすれ違ったりする。
クラクションをピーピーブーブー鳴らして、とりあえず通ったモン勝ちという交通ルール。
超カオス状態。
初めてネパールに訪れたときはドン引きだったのが、慣れてくると何でもなくなってくるのだから、慣れというのは恐ろしい。


お寺の上からダルバート広場を見下ろす。
高いところから下を見下ろすのはイイ気分。
いわゆる馬鹿と煙はホニャララが好きとかいうヤツですな。



広場のこの一角は毎朝エサやりをする所らしくハトや野良ウシがワサワサ集まっている。





あちこちに仏像や寺があっていつでもたくさんのネパール人がお参りしている。
こんなにたくさんの寺があれば寺ごとにどんな違いがあるか不思議な気もするのだが、とりあえずネパールの人たちはみな信仰に厚い。



同じ商品を扱う店がブロックごとに集まっている。
ここは布屋さんブロック。
しかしこの大量に積み重ねられた布の下の方は売れることあるのだろうか、はなはだ疑問。




今、ネパールではケンタッキーが流行っているらしく店の前は大行列。
日本でマスコミに紹介された後のラーメン屋さんみたいな状態。
ケンタッキーじゃなくても普通にネパールのチキン料理は美味いのだけどねぇ。



友達と今日泊まる高級ホテル「ヤク&イエティ」で待ち合わせ。
1泊のお値段が80USドル(約8,000円)。
普段ボクが泊まるゲストハウス(300~350ルピー、約400円)の20泊以上。
自分があの騒々しいネパール・カトマンズにいるとは思えない異空間ぶり。
なんだかアヒルまでもが気取ってるようにみえてくる。



部屋は日本では当たり前のシティホテル並み。
でも、バスタブがあってお湯がいつでもすぐ貯めれるってのがとんでもなくスバラシイ!!!
お湯は泥水みたいに茶色いがそれでもネパールでは風呂に浸かれるなんて贅沢の極み!!
そう考えると、毎日でもキレイで熱いお湯が張った風呂につかれる日本ってなんて贅沢な国なんだろうと、そのありがたさを思い知らされる。



ネパールでは考えられない「当たり前のホテル」でグッスリ睡眠をとりフル充電。
今日はバスにのってランタントレッキング出発の町シャブルベシへ向かいます。
今回一発目のランタントレッキングはイギリス人登山家のティルマンさんによって「世界で最も美しい谷」と紹介され有名になったランタン谷を歩きながらキャンジン・リ(4773m)を訪れるトレッキングコースです。



走り出して数時間経った頃、急にバスがストップ。
何やらずっと先の方までバスが連なって止まっちゃってます。
事故なのか?
いきなりのトラブルでトレッキングが無事スタートできるか不安がよぎる。



渋滞の原因は最近頻発してる「バンダ」。
ネパールのストライキです。
ネパールは内戦やらがようやく収まりつつあるくらいのまだまだ小さく弱い国家で、そのため軍や警察の力も弱いようで、結構あちこちでストライキが頻発します。
この村の人たちは以前バスを待っていたのにそのバスが走り去って乗せてもらえなかったことを抗議して道の真ん中に木を横倒しにして通せんぼバンダ。
ココがみんなが集まって交渉中のバンダ最前線です。



バンダは約2時間続いてようやく解除。
お昼過ぎ途中の町トリスリに到着。



お昼ごはんは、ダルバート。
「ダル」は「豆スープ」のことで、ネパールの定番家庭料理。
味は店により随分違う。ココはまあ美味しいほうだった。



ギュウギュウ詰めのバスで座っていても飛び跳ねて天井に頭を打つのではといくらいの悪路をいくこと約11時間。
ようやくトレッキングスタートの町シャブルベシへ到着。
まだトレッキングがはじまる前から疲労困憊。
バスを降りてもなんとなくまだ「バスに乗ってる」ような気分のなか、
「こんなんで歩けるのか?」と不安がよぎりつつ夜は更けていくのでありました。



つづく




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初めてのネパール、初めての5,000m以上の高度、初めて見る生エベレストと初めてづくしだった旅で、もう人生の夢の半分くらいは達成したのではないかと感動しまくりながら帰国したのは1年前。
いやはや、人というのはいくら満足してもし足りないものらしい。
あの感動はいずこへとばかり見納めであったはずのエベレストトレッキングへ再び旅立ってしまいました。
しかも今回は24日間。
だんだん刹那主義的なキリギリス街道まっしぐらの自分に不安を抱きながら旅立つのであります。


【1~3日目までのスケジュール】
2009年12月23日 大阪=タイバンコク=アユタヤ
2009年12月24日 アユタヤ=バンコク
2009年12月25日 バンコク=ネパールカトマンズ




会社勤めの友達より3日前入りでタイへ。
昨年はバンコクでワット(寺院)を巡りまくったので、今回はアユタヤ観光をすることに。
飛行機でバンコク到着後、鉄道でアユタヤへ直行。
車窓を楽しみながらのんびり目的地へ向かう鉄道の旅は、ホント旅って感じが満喫できるからイイ。




アユタヤ到着。
アユタヤは河に囲まれた町。
駅からは渡船で町の中心部へ。




今日泊まる宿。
この宿はレンタサイクルもやってるのでチェックインしてからチャリンコでアユタヤ観光へ出発。










町のいたるところに古い寺院の遺跡が残ってます。
日本でいう京都のような感じです。
仏像はことごとく破壊されているのは、過去の戦争の傷跡。
初日から張り切って遺跡巡り過ぎで疲れ果てる。




多分ニワトリの置物屋さん。
何のためのニワトリかは不明だが、町のあちこちで見かける。




昼食は何かワケの分からないもの&ライス。
カレーのようなものが食べたかったので指差しでオーダーしたもの。
どうやら貝はタニシらしく、町を囲むあの汚い河で獲れたものだろうと思いを馳せ、コレを注文したことを後悔する。
とはいえ仕方ないのでタニシの中身を爪楊枝でほじくり食べてみると・・・


うぐぇっ!?


何を入れたらこんな辛さになるのか?
久しぶりに本気のタイ料理に絶句。

涙ボロボロ流しながら食べるワタクシ、食堂のおばさんたちにかなりウケる。




結局謎の激辛タニシ料理はほとんど食べることが出来ず、口ヒリヒリだは腹減るはでセブンイレブンへ駆け込む。
で、昼ごはんは菓子パンとジュース。
タイにまで来て何食ってんだか。
それにしてもこのお茶のパッケージ、日本人間違ってるし!と心の中でそっとツッコんでおく。




晩ご飯は屋台。
屋台も旅の雰囲気があって大好き。
他の人の頼んだ美味しそうなものを、例のごとく指差しオーダー。




で、コンビニで買ったビールを持ち込みヒトリ宴会。
ハッサクのようなフルーツは売りにきた売り子の姉さんがカワイかったので断りきれず購入。




今晩の宿。
テレビも窓も何にも無し。
ホテルというよりはむしろ独房系。
ま、寝るだけだからイイけどね。




翌朝もタイ人に混じって朝ごはん。




こういう安心できる食べ物がイイ。
まだ旅2日目にしてタイ料理に食傷気味のワタクシ。




朝から町は市で賑わってます。




みんなトゥクトゥクで出勤。
通勤電車ならぬ通勤トゥクトゥク。




バンコクへ戻るべくアユタヤ駅へ。
電車を待っていると何やら音楽が流れ出し、皆一斉に同じ方向を向き起立。
何かは分からないが、アユタヤ朝8時の儀式らしい(アユタヤだけかタイ全土かは不明)。
郷に入っては郷に従って立つべきかどうか悩む。




ん番線のホーム。
ご覧のようにホームから落ちてる人多数。
ホームなんてあってないような自由なホームっぷり。




バンコクに戻ってからすることがないので、13バーツ(約36円)で乗り放題のチャオプラヤーエキスプレスボートに乗りまくってクルージング気分を味わう。




今日はクリスマスイヴで街中大賑わい。
カオサン通りはやかましいし、ケロケロカエルの土産物売り子などがうっとおしいので1本筋違いのランブトリ通りで晩ご飯。
落ち着いた雰囲気でこじんまりとしたランブトリ通りは、ボクのお気に入り。




一人ビールを呑んでいると、同じく一人旅だという隣のテーブルに座っていたスウェーデン人の男性(名前を聞いたが忘れる)が話しかけてきたので、何を言ってるかほぼ分からないがとりあえず一緒に呑む。
ビールがなくなっては交互に注文しあっているうちに大ビン十数本空けてベロベロに。
3時ごろに「今から踊りにいこうぜ!」的なことをいう(多分)ので、一旦ホテルへ戻って荷物を置いてくるといって、ホテルへ戻る。

で、気が付けば・・・朝。
どうやら部屋へ着くなりそのままベッドに倒れこんでしまったよう。
スウェーデン人放置プレイにしてしまってるし(汗)
ごめんよ!スウェーデン人!!




寝不足と激しい二日酔いに苦しみながら、どうにかバンコク脱出。
ネパールカトマンズへ無事到着。
今日は町をウロウロせずに即寝するのでありました。



つづく

みなさん、御無沙汰しております。
沖縄一周チャリンコの旅のブログ更新がかなーり滞っているカクタケです。
いやー、旅行記というのは難しい。
連続シリーズってのが、飽きっぽいボクには高い高いハードルでして(汗)
今週末、映画のレビュー書きたいので最後の力を振り絞り、沖縄ブログ終わらせます~。


沖縄チャリンコ一周ミッションが完了し、残すところあと二日。
沖縄入りして初日の那覇は友達と朝まで呑んだくれていたので、あらためて那覇観光満喫してきましたよ。




まずは、首里城をみにいくことに。
お城までは金城町石畳の道を通ります。
イイカンジですよー。




守礼門です。
メチャいい天気!
門の中央の二人やその前で撮影する親子のステレオタイプな観光地風景が観光気分を盛り上げます。
ああ、観光観光!




首里城城壁から那覇を見下ろす。
うーん、イイ眺め!




首里城正殿。
入場料がちと高い(800円)のがアレだがせっかくココまで来たのだしというワケでしぶしぶお金を払って入場。




首里城場内に生えていた大きなガジュマルの木下で休憩。
どこからともなく三線の音色。
ああ、観光観光!




これは首里城そばの世界遺産「玉陵」。
「たまうどぅん」と読みます。
「たまうどん」じゃありませんよ。
「たまうどぅん」です。
日本語を話せないイタリア人に「うどん」と日本語で教えてから発音させてるようなイメージです。
でも決して「うどん」の一種ではございませんよ。
沖縄代々の王族のお墓です。




たまたま、この日は沖縄のお祭り「沖縄ハーリー(5/3~5/5)」の日。
サバニという伝統的な沖縄の漁船で競争するお祭りです。




お祭り会場はいろんなお店や出し物が。
思わぬフラダンスなんかもあって、勝手に『フラガール』の蒼井優が一生懸命に頑張るシーンを思い出しつつ「失敗しないように。」とハラハラしながら応援。




お祭りも終盤にかかり、そろそろ帰ろうとしたらまたまた自転車がパンクしてる。
あーあー、そうですかそうですか。
もうそんなことくらいでは驚かないです。
パンク修理セットも宿においてきているので1時間以上押して帰ることに。
明日お昼の帰りの出発へ備え、夜な夜な宿の前でパンク修理。




翌朝、お昼の飛行機までの時間国際通り近辺の商店街を散策。
食べてみたいと思っていた「グルクンの唐揚」を探す。
で、お店の人に聞いたらこの魚はグルクンとは違うが美味しいナントカという魚だといって、
お店の中で揚げてるところまで見せてくれた。親切!
1匹130円と安い(牧志公設市場の食堂では1匹500円だった!←グルクン唐揚)。
ザラ紙に巻いた魚のフライをクレープよろしく立ち食いする。




そしてお土産。
旅の途中で感動した「さんぴん茶」の大量仕入成功!
もちろん全部「自分用」です。




帰ろうと宿に戻ると、昨晩直したタイヤがまたパンクしてる!
時間がないので焦って直す(我ながらスグに直せるのがスゴイ・笑)。
どうにか直して、途中でまたパンクしないよう祈りながら空港へ。
それにしても、この旅でパンク5回って。
今まで生きてきてこんなにパンクしたの初めてです(笑)




どうにかパンクすることなく空港到着!
また自転車をバラして飛行機に乗ります。
真っ黒に日焼けしてサクサクと自転車をバラすワタクシの姿は、傍目にはきっと立派な旅人に見えたことでしょう?


尻に旅の辛さの余韻を残しながら、そんなこんなで沖縄チャリンコの旅は終了。
初沖縄、かなり深く味わうことが出来て満足!!
またいつかぜひ来てみたいと思います。
今度は自転車なしでね(笑)



おしまい






長かった沖縄一周チャリンコの旅も残すところあと4日。
あと4日かぁ。
今日中に那覇へ入ってフェリーで離島まで渡っちゃたりする?
そしてブログのタイトルも「沖縄チャリンコ一周&マッタリ離島ライフ」にしちゃったり?
と、密かに新たな野望を抱き旅もいよいよ終盤戦に突入です。




離島の追加ミッションを企ていつもより早起きして、早めに一つ目の観光ポイント「勝連城跡」へ。
城跡上からの眺めは360℃パノラマでサイコー!
幸先の良いスタート!
離島イケそうな気がする~。




勝連城跡で写真を撮ってもらったオジサン(写真手前)から、「昼飯はウチに来てソバでも食ってけ!」とお誘いをいただく。
って、まだ朝なんですが…
オジサンの先輩のウチへ連れていかれ、まずは乾杯と…
離島ミッション早くも崩れ去る。




そしてオジサンち。
泡盛登場!
まだ朝ですが何か?
おソバは奥さんこだわりの沖縄そば。
骨からダシをとったというスープ絶品!!




キターーーーー!!
沖縄最強タッグ「三線&オジイ」登場!!




三線と楽譜を渡される。
あーあー、これなら弾けそうな気がする…
って弾けるかーーーっ!!!




また新たなオジサンが加わる。
ますます宴が盛り上がる。
盛り上がる。
盛り上がる。
まだ今日はほとんど自転車に乗ってないのだが…
いーのか?




そして日は暮れ、知り合いの方の琉球武術道場の見学という思わぬ展開に。
何故か琉球武術を教えてもらうことに。




敵の急所を一撃で仕留めることを教えている琉球武術。
組手で先生にパンチを繰り出すとすぐに技をキメ返される。
これがメチャイタ(泣)
そしてこの先生がやたら固くて頑丈で万力のよう。
見よ!この拳タコ!!恐るべし!!!




泊まっていけというオジサンの誘いを振り切り、出発したのは午後7時。
おいおいこのままじゃ、離島どころか大阪に戻ることすら危ういよ。
仕方がないので、夜間行軍。
暗い夜道を4時間。
どうにか今日中に手ごろな公園を見つけテントを張るなり即寝(写真は翌朝のもの)。




翌日は、沖縄南部を走る。
まずは、斎場御嶽(せーふぁうたき)。
他の観光スポットより多目のお客さん。
パワースポットなんだそうだ。




沖縄南部は沖縄戦の歴史そのもの。
まずは沖縄県平和祈念公園と平和祈念館へ。
戦争で亡くなられた方の名前の刻まれたたくさんの石碑が立ち並ぶ。




ひめゆりの塔とひめゆり平和祈念資料館へ。
希望溢れる女学生たちが戦争に巻き込まれ悲惨な従軍生活を強いられ、やがて前線の只中に放置されその多くが絶望のうちに死を迎えることとなった。




旧海軍司令部壕跡へ。
地下に張り巡らされた日本海軍沖縄方面根拠地隊司令部。
この狭くて暗いトンネルに何千もの兵、生死をさまよう負傷兵が死を待つばかりの状態で詰め込まれていたそうだ。

沖縄に今も残る多くの戦争の傷跡。
酷い。酷すぎる。あまりに酷すぎる。
こんなにも沖縄の人たちは苦しんだのだ。
沖縄の人たちは忘れるはずもない。
それでも沖縄の人たちは、みんな笑顔で親切にしてくれた。
だからこそその戦争がもたらしたものを知り、彼らが内に秘める苦しみを少しでも感じる必要があるのだと思う。




遂に戻ってきました、那覇へ。
沖縄一周完了です。
長かったなぁ。
今夜はパーっと祝勝会(一人ですが)ということで、牧志公設市場へ。
魚市場には南国ならではのカラフルな魚たちが並んでいます。
カラフルな魚はあまり美味しそうに見えないから不思議です(笑)




先ほどのカラフルな魚のお刺身定食。
味は… ま、旅の途中の悲惨な食生活からすれば最高の贅沢です!




今日のお宿は、人生初のドミトリー。
1泊1,000円。
2段ベットに布が巻きつけられただけのスペースが自分の部屋。
なんとなく全体的に空気が澱んでいるというか濁っているというか。
退廃的な雰囲気満載です(笑)
居心地は… ま、安いですからこんなもんでしょ。




つづく




おっと、まだ折り返したところでしたね。
そろそろ筆不精の虫を追い立てて旅の続きを書くとします。


夜中まで泡盛を呑み倒し、激しい二日酔いで迎えた中盤折り返し地点。
もちろんこの先まだまだ試練は続く。




昨晩、泊めさせていただいた、眺めのイイ海の高台に建つ仙人の離れの小さなカワイらしいおウチ。(泥酔いで夜中に戻るやいなやベッドに倒れこんだので、実はあまりじっくり景色を楽しめなかった。モッタイナイことした!)




二日酔いの頭をかかえて出発だ!と準備をしていると仙人がやってくる。
そしてスーパーでオリオンビールを買いだし朝から乾杯。
母屋の庭にしつらえてある眺めの良い畳席でマッタリ。
居心地良過ぎ!!
数日泊まっていけ的な仙人の誘惑をどうにか振り切り昼過ぎに出発。
危うく沖縄から帰らぬ人になるところであった。
アブナイアブナイ。




沖縄本島北東部分はとにかく山道だらけ。
曲がっても曲がっても、その先に現れるのは上り坂。
乗ってられるかー!
永遠に続く上り坂に絶望しながら、ほとんど自転車を降りて押すことに。




ようやく下り坂が現れたかと思えば、今度は長い長い下り坂。
恐ろしいスピードに恐怖しながらも、せっかく苦労して貯めた位置エネルギーを熱エネルギーに換えてなるものかと、ブレーキをガマンし一瞬にして下りきってしまう。
で、後はもちろんまた長い長い上り坂。
カンベンしてくれ~(泣)




この絶望的な坂道地獄だけでもウンザリなのに、道中ほとんど店らしい店がない。
休憩どころかまともに食事すら食べるところがない。
朝から口にしたのはオリオンビールだけというふらふら状態で自転車を押し続ける。
ようやく夕方頃に現れた店で今日初の食事(カレー)。
熊本から自転車でやってきたという強物と、この坂道について愚痴りあいながら食べるカレー最高!




カレーでどうにかHP回復し再スタート!
が、あと少しで町まで出るというところで、なんとまさかのパンク3回目!!
しかも今回はバルブすぐのところが1cm以上裂けてしまう重症。
なかなかうまくパンク部分に補修用パッチラバーを貼れずに苦戦。
手持ち最後の3枚目のパッチラバーでどうにか穴を防ぐ。
もうこれ以上パッチラバーがないので、パンクは出来ない!という状態で、冷や冷やしながら走る。




予定よりは随分手前だが、どうにか宿泊出来そうな規模の町に到着。
まずは宮里藍ちゃんのご実家を見学。




本日の宿泊地はスポーツグランドの端っこ。
他にもテントを張ってバーベキューなどしてる人たちが数組いて安心してテント泊。




今日は頑張ったので、ご褒美として晩御飯に海ぶどう大パック(200グラム入り)を仕入れ、贅沢に食してやることにする。
が、美味しい海ぶどうだったのは最初の数口まで。
あとはただの生海草と変わり果てたものを義務的に食し続けキモチ悪くなる。
何事もほどほどがイチバンだと思い知る。




事態を打開すべく、スパム缶を投入。
交互に食べて味のマンネリ化軽減作戦を実行。
しかし、全く互いの味が相入れないというあまりの食い合わせの悪さに、余計に事態が悪化する。




翌日の朝ゴハンは、昨晩残した海ぶどうとスパムで朝からゲッソリング。
今日は平坦な道であるのとパンクしないことを祈りながらチャリンコにまたがる。
本日最初の観光ポイント、沖縄最大のマングローブ林「慶佐次(げさし)のヒルギ林」に到着。




お昼前に、やたらたくさんの人が行列しているお店発見。
どうやら沖縄で一番人気の沖縄そばのお店らしい。
ケツも痛いことだし、気長に並んで待つことに。
一番人気というだけあって、今回食べた沖縄そばの中でダントツ美味かった!
コシのあるちぢれた太麺は美味く、サッパリしたスープも最後の一滴まで爽やかな旨さがある@いしぐふー




沖縄で物議の火種となっている普天間基地の移設候補地「キャンプ・シュワブ」の厳重なバリケード。




近隣の道路は軍用トラックが頻繁に列をなして走ってくる。
走り去るトラックの窓側の兵隊がボクに親指を立てグッドラックのサインを送ってくる。
ハッキリしない日本政府と出ていってくれという沖縄の世論を背に受け、彼らは一体何を思うのだろうと少し気の毒に思える。




宜野座村の特産品加工直売センター「未来ぎのざ」で休憩。
日曜フリーマーケットが開かれていて多くの人で賑わっている。
しかし、どこも売ってる物は「???」みたいなものばかり。




丸いボールのようなドーナッツといったところの沖縄で有名なお菓子「サーターアンダギー」。
サーターアンダギー。
サーターアンダギー。
沖縄で名前を覚えるのに苦戦したもののヒトツ。
名前はともかく揚げたてはウマイ!




うるま市照間ビーチへ到着。
ようやくテント貼り場を定める。
天気はビミョー、ゴウゴウと風吹く誰もいないビーチで一人テントを張るのは正直キモチ悪い。
しかも地面には何やら生物が潜むであろう500円玉大の無数の穴ぼこが開いていてそれを避けてテントを張るのが難しい状態。
夜にそこから何がでてくるのか、怯えながら不安な夜を過ごす。



つづく





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    名前:カク
    趣味:トレッキング、旅行、映画鑑賞、読書など多岐に渡るが全て浅い。
    自己紹介:
    旅行会社やってます。趣味はトレッキング。体力なくてキビシかったりもするが、やっぱり山はイイ!!
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