世界に気持ちがあふれる世界

9月24日、iPhoneアプリ『セカイカメラ』がリリースされました。
このセカイカメラ、何をするものか簡単に言うと、「空間にエアタグをつける」というもの。

例えば街中にたくさんある施設やお店などの情報（エアタグ）を、その空間に浮かべたりする。
「○○駅」「○○銀行」とかいう案内はもちろんのこと、「只今セール実施中！」「○○がオススメです！」とかいったような個別の案内なども空間に浮かべることが出来る。

そして面白いのは、その情報を見るだけでなく、みんなが自由にいろんな情報を空間におくことが出来ること。
「ココのラーメン激ウマ！」とか「あの店がイイよ。」とかいろいろ勝手にタグを浮かべることが出来る。
メッセージだけでなく、写真や音声データも浮かべることが出来る。



（写真：実際にセカイカメラで見た京都駅前の写真です。コメントは少なかったですが、京都タワーの写真がたくさん置いてありました。）


スゴくないですか？
要するに、実際に見たり聞いたりして感じることのできるリアルなこの世界に、仮想現実の世界が重なって見えるようになるということ。
現実とバーチャルを融合させる技術を『拡張現実（Augmented Reality）』と言うそうです。


いつもと何も変らないように見える世界が、セカイカメラを通してみると実はあちこちにふわふわといろんなメッセージが浮かんでいる。



「いつもこの駅から出勤してます」
「今から帰ります」
「たこ焼き食べたい」
「腹へった」
「ココの○○おいしいです！」
「コレよかったです！」



試しにあちこちセカイカメラでのぞいてみたら、まだ多くはないが既にいろんなメッセージが浮かんでいる。
ごく私的なもの・落書きレベルのもの・実際に感じたコメントやレビューなど様々です。


ワタクシも早速JR大阪駅や難波高島屋前やJR京都駅前や京都の某ラーメン屋さんの前にメッセージを浮かべてきました。
基本的にはメッセージは消えることがないので、ボクのメッセージが、待ち合わせをしている人たちやラーメン屋さんで並んでいる人たちの間に、今もふわふわと浮かんでいるはずです。
ボクがその時その場所で考えたことや感じたことが、そのままそこに浮かんでいる。


メッセージの内容は…
よかったら探してみて下さい。



みんなのメッセージがふわふわ漂うもうひとつの世界。


ひょっとすると、今アナタがいるすぐそばにも浮かんでいるかも知れませんよ。



追伸：
ボクのメッセージには、このブログとツイッターの情報も書いてるので、メッセージに気付いてくれた人たちの中には、ひょっとするとココに立ち寄ってくれる人もいるかも知れません。
そう考えるとメッセージを浮かべてる時、なんだか楽しかったです。

誰か見に来てくれるだろうか？
どんな人が見に来てくれるんだろう？と。

メッセージを付けて飛ばした風船や、手紙を入れて海に流した瓶みたいですよね。


楽しみだなぁ。