筆不精王カクが書く 渾身の一筆ブログ!!
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ご好評を頂いている、であろう「ホントに登ってるよアピール週間」シリーズも第3夜目に突入。
前回考えた予告タイトルが少しオドロオドロしかったので、今夜も若干タイトル変更してお届けします。
9月19~22日のシルバーウィークに挑んだ、鷲場岳・槍ヶ岳。
実は今回の登山、ワタクシの山登りルーツにとても深く関わるものでもあったのです。
そのルーツとは!…
と、無駄に煽りぎみに、はじまりはじまりー。

初日は、新穂高温泉から双六小屋までのルート。
日数が長いのでいつもより重たくなったテント泊装備で、いつもより更にバテながら登ること、ん時間。
やっとこさ「鏡平」というポイントに到着。
その名の通り、池の水面に景色が映りこむといった、写真ファンには垂涎の撮影ポイントです。



鏡平から本日最後のまとまった登りをようやく抜け、稜線にあがるとそこはパラダイス!
素晴らしい景色を楽しみながらの稜線歩き。
街では絶対に見れない風景。
これが山登りの何よりのご褒美です。

2日目は雲ヒトツないピーカン。
今日は、日本百名山の一つ「鷲場岳」を目指します。

山頂からは、360℃の大パノラマ。
山頂で話したよく登られてる方曰く、「こんなに見渡せるのは珍しい!」というくらいのイイ天気。
はるかかなたにある富士山までもがうっすら見えてるくらいです。
台風接近で危惧した天候不良は全く心配ありませんでした。
写真中央には明日登る「槍ヶ岳」が。
それにしても遠い…

3日目、今回のメインイベントがやって参りました。
「リベンジ!槍ヶ岳」です。
実は、それまで遠足レベルの低山しか登ったことのなかったワタクシが、2003年に初めて「登山」として登った山がこの「槍ヶ岳」。
全く登山の知識も経験もなくナメてかかって登った結果、生まれてこの方味わったことのない苦しみを味わったのがこの山です。
1泊2日片道約11時間の道のりを、ズタボロになりながら、一緒に登ったみんなに荷物を持ってもらいながら、ノロノロのワタクシが巻き起こした渋滞の後方より、「どないかしたれよ!」とヨボヨボのジジイにまで罵声を浴びせられながら登った槍ヶ岳。
その時は、天候も最悪で視界ゼロ。
でも、天気が良くても悪くても全く楽しくなかったであろう、苦しみの塊みたいだった初登山。
この6年前に「二度と山登りなんかしない!」と心に念じながら登った山を、楽しみながら登ってやる!
それが、今や趣味を「山登り」と自称する、ワタクシ最大の山登りリベンジなんです。
待ってろー、ヤリぃー!

西鎌尾根を歩くこと約3時間。
ようやく槍ヶ岳の山裾に到着。
ここからはピークまで約2時間の急な登りです。

槍ヶ岳山頂到着ーー!!
ついにやりました!!
完全に楽しむ余裕をキープしながら、槍ヶ岳を登りきることができました!
喜びの槍ヶ岳ポーズ!

山頂から降りると、なんと槍ヶ岳山荘前まで、登山渋滞が発生していました。
最近ではこの槍ヶ岳渋滞は名物になってるそうです。
さすがは槍ヶ岳、スゴイ人気です。

これが6年前、槍ヶ岳山頂で撮ったワタクシの写真。
まわり一面真っ白で何も見えない中、雨に打たれ、寒さに震え、どうにか辿り着いた頂上。
登頂の喜びすら感じることがなかった初めての山登りでした。
固まった笑顔が悲壮感タップリです(笑)

どうにか無事リベンジを果たすことのできた今回の山登り。
山を降りて、ガッツリ食べたい欲求を満たすべく、帰りの道中食べた鉄板焼きが、またミラクル!!
これぞまさに鉄板登山&鉄板料理。
山あっての醍醐味ってなワケです。
だから山はイイのよね!!
いかがでしたでしょうか?
山に行きたくなってきました?
山に登りたくなったら、夜空に向かって叫んでごらん。
「ギブミーマウンテン!!」と。
そしたら、どこからともなくワタクシが現れる(ハズ)ですので、ぜひ一緒に登りましょう!!
というワケで、「ホントに登ってるよアピール週間」シリーズも終了です。
え?あと1回あるんじゃないのかって??
実は明日晩から、また登りにいくんですよねー(忘れてた)。
なので、また続きは来週からということで。
ではでーは。
前回考えた予告タイトルが少しオドロオドロしかったので、今夜も若干タイトル変更してお届けします。
9月19~22日のシルバーウィークに挑んだ、鷲場岳・槍ヶ岳。
実は今回の登山、ワタクシの山登りルーツにとても深く関わるものでもあったのです。
そのルーツとは!…
と、無駄に煽りぎみに、はじまりはじまりー。
初日は、新穂高温泉から双六小屋までのルート。
日数が長いのでいつもより重たくなったテント泊装備で、いつもより更にバテながら登ること、ん時間。
やっとこさ「鏡平」というポイントに到着。
その名の通り、池の水面に景色が映りこむといった、写真ファンには垂涎の撮影ポイントです。
鏡平から本日最後のまとまった登りをようやく抜け、稜線にあがるとそこはパラダイス!
素晴らしい景色を楽しみながらの稜線歩き。
街では絶対に見れない風景。
これが山登りの何よりのご褒美です。
2日目は雲ヒトツないピーカン。
今日は、日本百名山の一つ「鷲場岳」を目指します。
山頂からは、360℃の大パノラマ。
山頂で話したよく登られてる方曰く、「こんなに見渡せるのは珍しい!」というくらいのイイ天気。
はるかかなたにある富士山までもがうっすら見えてるくらいです。
台風接近で危惧した天候不良は全く心配ありませんでした。
写真中央には明日登る「槍ヶ岳」が。
それにしても遠い…
3日目、今回のメインイベントがやって参りました。
「リベンジ!槍ヶ岳」です。
実は、それまで遠足レベルの低山しか登ったことのなかったワタクシが、2003年に初めて「登山」として登った山がこの「槍ヶ岳」。
全く登山の知識も経験もなくナメてかかって登った結果、生まれてこの方味わったことのない苦しみを味わったのがこの山です。
1泊2日片道約11時間の道のりを、ズタボロになりながら、一緒に登ったみんなに荷物を持ってもらいながら、ノロノロのワタクシが巻き起こした渋滞の後方より、「どないかしたれよ!」とヨボヨボのジジイにまで罵声を浴びせられながら登った槍ヶ岳。
その時は、天候も最悪で視界ゼロ。
でも、天気が良くても悪くても全く楽しくなかったであろう、苦しみの塊みたいだった初登山。
この6年前に「二度と山登りなんかしない!」と心に念じながら登った山を、楽しみながら登ってやる!
それが、今や趣味を「山登り」と自称する、ワタクシ最大の山登りリベンジなんです。
待ってろー、ヤリぃー!
西鎌尾根を歩くこと約3時間。
ようやく槍ヶ岳の山裾に到着。
ここからはピークまで約2時間の急な登りです。
槍ヶ岳山頂到着ーー!!
ついにやりました!!
完全に楽しむ余裕をキープしながら、槍ヶ岳を登りきることができました!
喜びの槍ヶ岳ポーズ!
山頂から降りると、なんと槍ヶ岳山荘前まで、登山渋滞が発生していました。
最近ではこの槍ヶ岳渋滞は名物になってるそうです。
さすがは槍ヶ岳、スゴイ人気です。
これが6年前、槍ヶ岳山頂で撮ったワタクシの写真。
まわり一面真っ白で何も見えない中、雨に打たれ、寒さに震え、どうにか辿り着いた頂上。
登頂の喜びすら感じることがなかった初めての山登りでした。
固まった笑顔が悲壮感タップリです(笑)
どうにか無事リベンジを果たすことのできた今回の山登り。
山を降りて、ガッツリ食べたい欲求を満たすべく、帰りの道中食べた鉄板焼きが、またミラクル!!
これぞまさに鉄板登山&鉄板料理。
山あっての醍醐味ってなワケです。
だから山はイイのよね!!
いかがでしたでしょうか?
山に行きたくなってきました?
山に登りたくなったら、夜空に向かって叫んでごらん。
「ギブミーマウンテン!!」と。
そしたら、どこからともなくワタクシが現れる(ハズ)ですので、ぜひ一緒に登りましょう!!
というワケで、「ホントに登ってるよアピール週間」シリーズも終了です。
え?あと1回あるんじゃないのかって??
実は明日晩から、また登りにいくんですよねー(忘れてた)。
なので、また続きは来週からということで。
ではでーは。
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さてさて。
「ホントに登ってるよアピール週間」第2夜。
本日は前回予告のタイトルを若干変更いたしまして、9月5~6日に登った鳳凰三山をお送りいたします。
鳳凰三山はその名の通り、「地蔵岳」「観音岳」「薬師岳」の3つの山を一まとめにした総称です。
この鳳凰三山、日本百名山のうちのヒトツ数えられています。
ん???
じゃあ、一体3つのうちどれを登れば百名山に登ったということになるのか?全部登ったら百二名山じゃないの?とか少し設定がオカシイのではないかとツッコミたいのはやまやまではありますが、そんなクレームを受け付けてくれる窓口などどこにもなさそうなので、とりあえず3つまとめてやっつけにいきます。

幾分か登っていくと、知らず知らずのうちにまわりの森全体が緑に覆われた神秘的な苔むしゾーンに。
ワタクシ的には、何気に屋久島の「もののけの森」よりも、もののけ的な雰囲気が感じられヨカッタです。
ボクらしかいなくて静かですし。
屋久島の森もイイんだけどヒトごみごみで、もののけどころじゃないですからね。

と、その先に現れた看板によると「白鳳峠のシラビソ林」というネーミングされてる林だそうです。
ただの森、いやただの林ではないと思ってたんですよね。
でも「やまなしの森林100選」って…
あと99もこのクラスの森林があるとは、山梨おそるべし!!
(てか、ホントに100箇所も選ばれてるか怪しいような気もするのだが…)

やっとの思いで稜線に出たところ、目の前に現れた「白い山」。
そこだけ雪が積もってるんじゃないのというくらい真っ白の山肌です。
その異様な光景に、かなりテンションあがります。

その山まで来るとこんなカンジです。
白い岩が砕けて砂になって、全体が真っ白。
地図で見ると「白砂の稜線」という名前が付いてました。
そのままです。全くヒネリないです。

そしてコレが1日目のハイライトであり、鳳凰三山のうちのヒトツ「地蔵岳」です。
これがまた異様な姿の山です。
突き出した石塔は「オベリスク」と呼ばれています。
ボクには「ようがんまじん」に見えて仕方がありません。
魔法使いだったらマヒャドを唱えてやりたいところです。

地図では登れるようにはなっていないが、よくよく見ると二人ほどヒトが登っている。
それではと、ワタクシたちも垂れ下がるロープに掴まり、垂直の石の壁を登ってみました。
でもコレが完全な判断ミス。
登ってみたはイイが、落ちたら完全に重体orあの世行き。
足がかりになるようなものは何もなく、登るに登れず、引き返すに引き返せず、たちまち深い深い海より深い後悔の念。
どうにかこうにか登りつくも、狭い岩の上でも足ガクガク。
降りるのがまたまた恐ろしくて、降りきるまで生きた心地しませんでした。
(写真はオベリスクのテッペンを見上げるワタクシ。先に登った友達が岩の間から頭を出してます。)

そんな絶体絶命オベリスクの危機もどうにか乗り切り、今日の宿泊地に無事到着。
事前にテント場で落ち合う約束をしていた、前回穂高岳で一緒に宴会をした群馬のTAKさんと合流。
あとTAKさんのお連れの方と、また別の東京の若者2名を巻き込み、その日そのテン場で最大の宴を開催。
(写真は、宴会前の料理準備中の図。ケツ出そうになるくらいに料理に夢中です。)

2日目、二日酔いで苦しみながら目指す2つ目の山「観音岳」。
稜線まであがると頂までを空中散歩。
山頂まであと一息!!

さっきまでフラフラだったのに、登っちゃえば元気になるのが山の不思議なところ。
今までしんどかったを忘れて観音岳山頂で記念撮影。

そして、鳳凰三山最後の山「薬師岳」へ。
山頂到着のウレシサのあまり、向かい側の高台に駆け上がっていき、またまた記念撮影。
しかし、ここからの下りがダラダラとものすごく長くて、かなり苦しむことになる。
知らぬが仏とは、まさにこのことといった山行になったのでした。
本日はこれにておしまい!
明日は「復讐の槍ヶ岳(タイトル仮称)」です。
でーはでは。
「ホントに登ってるよアピール週間」第2夜。
本日は前回予告のタイトルを若干変更いたしまして、9月5~6日に登った鳳凰三山をお送りいたします。
鳳凰三山はその名の通り、「地蔵岳」「観音岳」「薬師岳」の3つの山を一まとめにした総称です。
この鳳凰三山、日本百名山のうちのヒトツ数えられています。
ん???
じゃあ、一体3つのうちどれを登れば百名山に登ったということになるのか?全部登ったら百二名山じゃないの?とか少し設定がオカシイのではないかとツッコミたいのはやまやまではありますが、そんなクレームを受け付けてくれる窓口などどこにもなさそうなので、とりあえず3つまとめてやっつけにいきます。
幾分か登っていくと、知らず知らずのうちにまわりの森全体が緑に覆われた神秘的な苔むしゾーンに。
ワタクシ的には、何気に屋久島の「もののけの森」よりも、もののけ的な雰囲気が感じられヨカッタです。
ボクらしかいなくて静かですし。
屋久島の森もイイんだけどヒトごみごみで、もののけどころじゃないですからね。
と、その先に現れた看板によると「白鳳峠のシラビソ林」というネーミングされてる林だそうです。
ただの森、いやただの林ではないと思ってたんですよね。
でも「やまなしの森林100選」って…
あと99もこのクラスの森林があるとは、山梨おそるべし!!
(てか、ホントに100箇所も選ばれてるか怪しいような気もするのだが…)
やっとの思いで稜線に出たところ、目の前に現れた「白い山」。
そこだけ雪が積もってるんじゃないのというくらい真っ白の山肌です。
その異様な光景に、かなりテンションあがります。
その山まで来るとこんなカンジです。
白い岩が砕けて砂になって、全体が真っ白。
地図で見ると「白砂の稜線」という名前が付いてました。
そのままです。全くヒネリないです。
そしてコレが1日目のハイライトであり、鳳凰三山のうちのヒトツ「地蔵岳」です。
これがまた異様な姿の山です。
突き出した石塔は「オベリスク」と呼ばれています。
ボクには「ようがんまじん」に見えて仕方がありません。
魔法使いだったらマヒャドを唱えてやりたいところです。
地図では登れるようにはなっていないが、よくよく見ると二人ほどヒトが登っている。
それではと、ワタクシたちも垂れ下がるロープに掴まり、垂直の石の壁を登ってみました。
でもコレが完全な判断ミス。
登ってみたはイイが、落ちたら完全に重体orあの世行き。
足がかりになるようなものは何もなく、登るに登れず、引き返すに引き返せず、たちまち深い深い海より深い後悔の念。
どうにかこうにか登りつくも、狭い岩の上でも足ガクガク。
降りるのがまたまた恐ろしくて、降りきるまで生きた心地しませんでした。
(写真はオベリスクのテッペンを見上げるワタクシ。先に登った友達が岩の間から頭を出してます。)
そんな絶体絶命オベリスクの危機もどうにか乗り切り、今日の宿泊地に無事到着。
事前にテント場で落ち合う約束をしていた、前回穂高岳で一緒に宴会をした群馬のTAKさんと合流。
あとTAKさんのお連れの方と、また別の東京の若者2名を巻き込み、その日そのテン場で最大の宴を開催。
(写真は、宴会前の料理準備中の図。ケツ出そうになるくらいに料理に夢中です。)
2日目、二日酔いで苦しみながら目指す2つ目の山「観音岳」。
稜線まであがると頂までを空中散歩。
山頂まであと一息!!
さっきまでフラフラだったのに、登っちゃえば元気になるのが山の不思議なところ。
今までしんどかったを忘れて観音岳山頂で記念撮影。
そして、鳳凰三山最後の山「薬師岳」へ。
山頂到着のウレシサのあまり、向かい側の高台に駆け上がっていき、またまた記念撮影。
しかし、ここからの下りがダラダラとものすごく長くて、かなり苦しむことになる。
知らぬが仏とは、まさにこのことといった山行になったのでした。
本日はこれにておしまい!
明日は「復讐の槍ヶ岳(タイトル仮称)」です。
でーはでは。
またやっちゃいました。
週末の飲み会で全体の会話の80%くらいをワタクシともう一方だけで喋ってしまいました。
初対面の方がほとんどであったにも関わらず完全逃げ切り独走体制かと思えるほどの独壇場。
その場はもう「オレ講演」みたいなノリ。
しかも恥ずかしながら「山について」云々をかなりくどめに語っちゃってたはず。
あげく「ブログに書いてるから読んでくれー。」みたいなことも確かゆっちゃってたし。
けど、よく見りゃ最近ブログで山のこと書いてない。
てなワケで、今日から今年8月9月に登った山総まくりで、「ホントに登ってるよアピール週間(4夜連続・予定)」のはじまりはじまり。
はい、まず8月16~18日で北穂高から奥穂高縦走です。

初日はテント場まで約7時間。
大きな雪渓が現れ、もうすぐ今日泊まるテント場。
もうHPありません。フラフラです。

到着したらもちろん乾杯。
生き返ります。ザオリクです。
この一瞬のために登ってるといっても過言ではないですから。

8月中旬でも雪がたっぷり残ってます。
涼しいとか通り越してメチャメチャ寒い!!
寒いの大キライなワタクシ。
半泣きになりながら、ダウンジャケット着て寝袋かぶって一晩やり過ごします。

2日目が今回のメインイベント、北穂高から奥穂高の縦走。約10時間の行程です。
まずは北穂高岳を目指します。

北穂高山頂到着。
後ろに写っているとんがった山は槍ヶ岳。

北穂高岳=涸沢岳=奥穂高岳の稜線歩き。
ここらは両側絶壁で、油断は禁物。
山にへばりついて登ってるシーン。

足元絶壁で恐ろしいシーン。
足元に小さくヒトが写ってるのわかりますか?
陽気な小人、たちではなくて遠近法のなせる技です。

涸沢岳ピークより穂高岳山荘とその向こうに今日の最終目的奥穂高岳(後ろのでっかい山)を望む。

奥穂高岳ピーク。
今回の山行の無事を祈ってみたりして記念撮影。

奥穂高岳ピークから「ジャンダルム(半円状の壁みたいな山)」を望む。
「ジャンヌ・ダルク」だと思っていて話していたら、近くにいたおじさんに「ジャンダルム」と間違いを指摘される。
ちなみにジャンダルムはフランス語で「憲兵」で、それが転じて「前衛峰」という意味で、穂高の前に立ちはだかる姿を表わしているらしい。へー。
ちなみに、山の頂上付近の小さなポッチリひとつはヒトの姿。こえー・・・

奥穂高岳山頂で日本百名山完登されたというヒトリで来られていた70歳過ぎのおじいちゃんとたまたまその場に居合わせた人たちで記念の一枚。
ボクが写真撮ったので自分が写ってないのがザンネンだ。

その晩、ヒトリで登りに来ていた群馬県の方を誘ってテントで宴会。
翌朝一緒に下山する時、記念撮影。
この時には、次に登る山の上で再会を果たし、またもや宴会を催すことになるとは、知る由もない。
今日はここまで。
危険でピンチな箇所もいくらかある山行でしたが、天気も良く、いろんな方とも出会えたチャンスも溢れた山でした。
明日は「鳳凰三山、奇跡の再会(タイトル仮称)」です。
ではではー。
週末の飲み会で全体の会話の80%くらいをワタクシともう一方だけで喋ってしまいました。
初対面の方がほとんどであったにも関わらず完全逃げ切り独走体制かと思えるほどの独壇場。
その場はもう「オレ講演」みたいなノリ。
しかも恥ずかしながら「山について」云々をかなりくどめに語っちゃってたはず。
あげく「ブログに書いてるから読んでくれー。」みたいなことも確かゆっちゃってたし。
けど、よく見りゃ最近ブログで山のこと書いてない。
てなワケで、今日から今年8月9月に登った山総まくりで、「ホントに登ってるよアピール週間(4夜連続・予定)」のはじまりはじまり。
はい、まず8月16~18日で北穂高から奥穂高縦走です。
初日はテント場まで約7時間。
大きな雪渓が現れ、もうすぐ今日泊まるテント場。
もうHPありません。フラフラです。
到着したらもちろん乾杯。
生き返ります。ザオリクです。
この一瞬のために登ってるといっても過言ではないですから。
8月中旬でも雪がたっぷり残ってます。
涼しいとか通り越してメチャメチャ寒い!!
寒いの大キライなワタクシ。
半泣きになりながら、ダウンジャケット着て寝袋かぶって一晩やり過ごします。
2日目が今回のメインイベント、北穂高から奥穂高の縦走。約10時間の行程です。
まずは北穂高岳を目指します。
北穂高山頂到着。
後ろに写っているとんがった山は槍ヶ岳。
北穂高岳=涸沢岳=奥穂高岳の稜線歩き。
ここらは両側絶壁で、油断は禁物。
山にへばりついて登ってるシーン。
足元絶壁で恐ろしいシーン。
足元に小さくヒトが写ってるのわかりますか?
陽気な小人、たちではなくて遠近法のなせる技です。
涸沢岳ピークより穂高岳山荘とその向こうに今日の最終目的奥穂高岳(後ろのでっかい山)を望む。
奥穂高岳ピーク。
今回の山行の無事を祈ってみたりして記念撮影。
奥穂高岳ピークから「ジャンダルム(半円状の壁みたいな山)」を望む。
「ジャンヌ・ダルク」だと思っていて話していたら、近くにいたおじさんに「ジャンダルム」と間違いを指摘される。
ちなみにジャンダルムはフランス語で「憲兵」で、それが転じて「前衛峰」という意味で、穂高の前に立ちはだかる姿を表わしているらしい。へー。
ちなみに、山の頂上付近の小さなポッチリひとつはヒトの姿。こえー・・・
奥穂高岳山頂で日本百名山完登されたというヒトリで来られていた70歳過ぎのおじいちゃんとたまたまその場に居合わせた人たちで記念の一枚。
ボクが写真撮ったので自分が写ってないのがザンネンだ。
その晩、ヒトリで登りに来ていた群馬県の方を誘ってテントで宴会。
翌朝一緒に下山する時、記念撮影。
この時には、次に登る山の上で再会を果たし、またもや宴会を催すことになるとは、知る由もない。
今日はここまで。
危険でピンチな箇所もいくらかある山行でしたが、天気も良く、いろんな方とも出会えたチャンスも溢れた山でした。
明日は「鳳凰三山、奇跡の再会(タイトル仮称)」です。
ではではー。
本日午後、奥穂高で岐阜県警のヘリコプターの墜落事故があったそうです。
救急要請を受け救難活動をしている最中の事故だそうです。
実は先月お盆明け頃から3日間で、北穂高から事故現場付近の奥穂高まで縦走をしてきました。
涸沢ヒュッテでテントを設営・拠点として縦走、素晴しい景色を存分に楽しむことができた山行でした。
その3日間で少し驚いたことがあったのですが、実はその3日間とも救助ヘリが飛んできました。
救難要請を受けて飛んできているのです。
あるときにはかなり山肌ギリギリまで寄って降下していました。
またあるときには泊まっているテント場がある山小屋まで降りてきたりもしてました。
今、ちょっとした山登りブームだそうです。
普段見ることのできない山々の景色は本当に素晴しいので、多くの人たちが山登りをするのは良いことだと思います。
でも、そんなレジャーで山登りをする人たちの影では、それを支えている人たちがいる。
支えてくれている人たちがいるから、幾分かは安心して山登りを楽しむことが出来る。
そんな人たちが、他人の娯楽のために尽力し、命まで落とすというのは悲しい限りじゃないですか。
山は素晴しいが、厳しい。
都会では考えられないような激しい悪天候にも遭遇するし、足を踏み外せば即大怪我もしくは死という場面もかなりある。
不意に起こる事故は仕方がないのでしょうが、不用意で事故を起こさないよう、万端の準備と厳しい心構えを忘れずに山に登りたいものだと思います。
今回事故に遭われた救助隊員の方々のご冥福をお祈りいたします。
写真:涸沢ヒュッテから飛び立つ長野県警の救助ヘリコプター
追伸:
山に登り、実際に飛ぶ救助ヘリを目の当たりにし、あまりにもリアルで、なんだかヒトゴトじゃないような気がしたので、少しでも「気をつけよう!」みたいな気構えを、自分にそして他に山に登る多くの人たちに伝えられればと思い書いてみました。
カク
四国に2つある百名山のうちのヒトツ「石鎚山(いしづちやま、標高1982m)」。
8月1~2日、ホントは富士山に登る予定だったのだが、そちらの方面が雨になるらしいということで、急遽予定を変更して、この石鎚山へ。
石鎚山。
愛媛県にあるってこと以外、ほとんど何も知らないし、何の下調べもしてない。
翌朝、石鎚山登山口。
山の案内板にはあちこち「鎖」のことが書いてある。
なになに?
一の鎖、二の鎖、三の鎖と。
ほぉ、クサリ場が有名なんだ。
どれどれ。

おっ!出てきた出てきた!
クサリクサリっと。
楽しそうよね♪

って、なんじゃコリャー!!??

大丈夫かオレーーーっ!!!!!
ほぼ壁。
登り始めたはイイが、予想外にメチャメチャ長い鎖を中途半端に登って戻るに戻れない!
しかも何の確保もなく、鎖に掴まる自分の腕のみが頼り。
(後で調べると、一の鎖33m、二の鎖65m、三の鎖67mで、最長の試しの鎖は74m!しかもこれがなんと1本の鎖の長さ!ちなみに通天閣の5階展望台まで87.5mらしいので、そのチョイ下くらいまで鎖にぶら下がってのぼるカンジ。そりゃ長いハズ!)
こんなのうっかり手を滑らした日にゃ…(汗)
山頂よりかすかに聞こえてくる山伏さんの掛け声に励まされながら、なんとか前へ、というか上へ登っていきます。
命からがら。
これぞまさに絵に描いたような「命からがら」って状況。
そして命からがら、どうにかこうにか山頂に到着!
それがこの山「石鎚山」。

山、半分ないし…(絶句)
※雲で半分隠れてるワケじゃないです。
ちなみに鎖で登ったのは手前の頂で、アレはさすがに鎖では登れません。
スゴイ山もあるもんです。
石鎚山恐るべし!
追伸:
石鎚山は、山岳信仰の修験道(修行場)の山として著名な山だそうです。
厳しい鎖場とその鋭い刃のような稜線が強烈なインパクトの石鎚山は、正に修行の場にふさわしい山で、容易には人を近づくことを許さない威厳あふれる山でした。
石鎚山山頂天狗岳を目指す我々。
そこへたまたま山伏さんのホラ貝の演奏が!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
当日は山伏さんご一行がいらっしゃって、思いがけず幽玄な雰囲気を楽しむことが出来ました。
アリガトウ!山伏さん!!
カク
8月1~2日、ホントは富士山に登る予定だったのだが、そちらの方面が雨になるらしいということで、急遽予定を変更して、この石鎚山へ。
石鎚山。
愛媛県にあるってこと以外、ほとんど何も知らないし、何の下調べもしてない。
翌朝、石鎚山登山口。
山の案内板にはあちこち「鎖」のことが書いてある。
なになに?
一の鎖、二の鎖、三の鎖と。
ほぉ、クサリ場が有名なんだ。
どれどれ。
おっ!出てきた出てきた!
クサリクサリっと。
楽しそうよね♪
って、なんじゃコリャー!!??
大丈夫かオレーーーっ!!!!!
ほぼ壁。
登り始めたはイイが、予想外にメチャメチャ長い鎖を中途半端に登って戻るに戻れない!
しかも何の確保もなく、鎖に掴まる自分の腕のみが頼り。
(後で調べると、一の鎖33m、二の鎖65m、三の鎖67mで、最長の試しの鎖は74m!しかもこれがなんと1本の鎖の長さ!ちなみに通天閣の5階展望台まで87.5mらしいので、そのチョイ下くらいまで鎖にぶら下がってのぼるカンジ。そりゃ長いハズ!)
こんなのうっかり手を滑らした日にゃ…(汗)
山頂よりかすかに聞こえてくる山伏さんの掛け声に励まされながら、なんとか前へ、というか上へ登っていきます。
命からがら。
これぞまさに絵に描いたような「命からがら」って状況。
そして命からがら、どうにかこうにか山頂に到着!
それがこの山「石鎚山」。
山、半分ないし…(絶句)
※雲で半分隠れてるワケじゃないです。
ちなみに鎖で登ったのは手前の頂で、アレはさすがに鎖では登れません。
スゴイ山もあるもんです。
石鎚山恐るべし!
追伸:
石鎚山は、山岳信仰の修験道(修行場)の山として著名な山だそうです。
厳しい鎖場とその鋭い刃のような稜線が強烈なインパクトの石鎚山は、正に修行の場にふさわしい山で、容易には人を近づくことを許さない威厳あふれる山でした。
石鎚山山頂天狗岳を目指す我々。
そこへたまたま山伏さんのホラ貝の演奏が!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
当日は山伏さんご一行がいらっしゃって、思いがけず幽玄な雰囲気を楽しむことが出来ました。
アリガトウ!山伏さん!!
カク
角なう! by Twitter
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角ログショップ!
プロフィール
名前:カク
趣味:トレッキング、旅行、映画鑑賞、読書など多岐に渡るが全て浅い。
自己紹介:
旅行会社やってます。趣味はトレッキング。体力なくてキビシかったりもするが、やっぱり山はイイ!!
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