忍者ブログ
筆不精王カクが書く 渾身の一筆ブログ!!
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。




先々週の日曜日(7/12)は兵庫県姫路市にある「雪彦山(せっぴこさん)」へ。
なんでも、日本各地にある「彦」の字が付く山を代表する「日本三彦山」のうちの一つだとか。
標高は915mと高くはないが、コースは岩場ありクサリ場ありで変化に富んでいて楽しい山。
急な岩場と格闘しながら登ります。


ゆっくり登って3時間ほどで頂上に到着。
山も楽しいのだが、この「山部」はいつも山ゴハンがゴージャス!!(例えばこんなカンジ
山登りというよりはむしろ、「ランチのために登ってる」と言っても過言ではありません。
そんな楽しみな今回のランチは、「ホットサンド」。


え?
ホットサンドなんてアリガチだろうって?


違うんですよねぇ。



ほら。
パン焼器まで登場してるし(笑)
ココで作っちゃおうってなワケです。
そして山の上で食べる出来立てアツアツのホットサンド。
いやー、ぜいたくぜいたく。


ワタクシもたまたまテレビで観た料理番組の「イカめし」が美味しそうだったので、食い合わせは全く考慮せず、人生初の「イカめし」を作って持っていきました。



なかなかウマく出来ました。(自称)
(写真奥は、一緒に登った新婚さんの唐揚げと玉子焼き。もちろん愛情たっぷり・笑)
いやー、満足満足。





「人はなぜ山に登るのか?」


そりゃー美味しくゴハンを食べるためです!(キッパリ)


って、こんな山登りもアリじゃないでしょうかねぇ。
慌てて登らず、のんびりいろんなことを楽しみながら登るのも一興ってなもんです。




追伸:
ゴージャスランチを終え、次なる楽しみの温泉目指して足早に下る我々山部一行に襲いかかる「ヒル軍団」。
知らぬ間に靴の中にまで入り込まれ、たっぷり血を吸われ流血の惨事を迎える。

ギャー!!



写真:「ヒルの吸血ビフォーアフター」

右側(before)と左側(after)
どんだけ吸っとんねん!!




PR



ゴールデンウィークに初めて屋久島を訪れた。
テントを担いで山の中を2泊3日。
日本最南端の百名山「宮之浦岳」と「縄文杉」と「白谷雲水峡」をつなぐ縦走。
屋久島の山々の頂には丸い花崗岩が掲げられ、その独特で不思議な風景を楽しみながら山を登る。



屋久島の白谷雲水峡と言えば宮崎駿監督の映画『もののけ姫』に描かれる「シシ神の森」のデザインの元になっていることでも有名な場所。
宮崎監督の作品が好きなワタクシとしては、一度は必ず訪れたい場所の一つでした。



その山々を歩きとても印象的だったのは木がとても大きなこと。
その多くが苔むし、節くれ、ねじれ、他の木と合わさり一つとなり、空に向かい伸びている。
言葉では伝えにくいが、その姿にはただの木などではなく、何か神々しささえ感じさせる。


主だ。


それは長い年月を生き、大きくなり、叡智を蓄えた木の長老。
まさに木の主であり森の主だ。


映画『もののけ姫』にも、森の神々として大きな獣の主たちが登場する。


大山犬のモロ
大イノシシの乙事主(おっことぬし)
立派な角の鹿のシシ神


大きな木々を見て思う。
ああ、そうなんだ。
この大きな木の森の主たちが、映画の中の大きな森の神々のイメージの元になったんだ。


そう言えば昔はいろんな所に主がいたように思う。
池には主と呼ばれる大きな魚がいたし、山にも主と崇め恐れられる大きな動物たちがいたのだろう。


知らず知らずのうちに姿を消していった主たち。
敬いを忘れた我々が、自然を壊し、彼らが住む場所をとり上げ、釣り、狩り、追い詰めていったのだろう。


人を遠ざけ屋久島の山々に残った森の主たち。
しかしここでもまた人が群れなし、我先に主と写真に納まろうと殺到する。


『もののけ姫』でも解決し難いテーマとしてとりあげられている「人と自然の共存」。


共存叶わぬとしても、せめて感謝と敬いの心は忘れまい。
そんな思いで森の中を歩いた屋久島縦走でした。







週末の土曜日。
なーんにも予定がなく、遅くにノソノソ布団から出てカーテンを開けたらめちゃめちゃイイ天気。
せっかくなので急遽、「トレイルランニング」に挑戦することに。
前にグッズだけ購入して使ってないのよね(その時の日記はコチラ)。


近くにある手頃な山を探す。
目的地は「ポンポン山」に決定。
アクセス調べて、おにぎり作って、水とお茶を持って出発。

電車とバスを乗り継ぎ、到着したのはちょうどお昼。
ココからポンポン山山頂までは約8km。

今回の目標を「とりあえず完走」に決めてボチボチ走り出す。

ポンポン山の登山口まではバスが走っていないので、無駄に長いアプローチ。
アスファルトのだらだらした登りを走る…

走る
走る
走る


って、ムリ!
着かねーよ!!


30分くらい(多分3kmほど)走ったところでギブアップ。
まだ山道すら出てきていないのに。
そりゃ普段何も運動してないどころか、むしろヒキこもってるもんね。
体力なさ過ぎ。

これじゃ山道でも滑らないとか言うトレイルランニング専門の靴の意味ないし。
主がヘタレゆえにその性能を発揮する機会すら与えられないカワイソウなマイシューズ。


とは言え、もう少しも走れないので気持ちをハイキングに切り換え登山口を目指す。


そしてようやく登山口に到着。


ここから山頂までは3km弱。
歩いたおかげでチョット体力が回復したので、「ココから山頂まで完走。」と目標を切り換え、仕切り直して走り出す。

最初の5分ほどは元気だったが、それ以降はまたすぐにヘロヘロ状態。
走ってるのか歩いてるのか分からないようなスピードで、かろうじて「歩いていない。」状態をキープ。

これほどまでに登りで走るのがツライものとは…


実はココに来るまでは自分が『未来少年コナン』のように、野山をピュンピュン駆け巡る軽快で爽快なイメージがあったのよね、トレランって。
ところがどっこい、実際には生きた人間に噛み付いてやろうとフラフラさまようゾンビのような有様。
人に会ったら「何してんだ?」と思われないかと、なるべく人に出会わないように祈りながら走り続ける。


と、目の前の木と木の間に現れる青空。
「頂上か?」
と思いながらたどり着くと、その向こうに道は続く続く。
何度となくそんな偽物の頂上にガックリさせられながら、どうにかこうにか山頂に到着!


いやー、やりましたよ!!
登ればそれまでのツラさも心地よくなるってなもんです。

早速楽しみにしていたおにぎり食べて、お茶飲んで、ゆっくり休憩してから下ろうかと思い、どのくらい休憩できるか下りの計画を確認すると、思ったより早くに着いたから、急いで降りれば早い時間のバスに乗れるではありませんか!

バスの時間まではあと32分。
下りは登りとは違う短めのルートなので30分も走れば下れるだろう。
湧き出すアドレナリンが疲労でかすむ思考をさえぎりボクを押す。
おにぎりもお茶も諦め、休憩もそこそこに下ることに。


走って走って、もうバス停かもうバス停かと走り続けること30分を過ぎた頃。
遠くに聞こえるバスの走り去る音。


5分及ばず(泣)


次のバスまで2時間以上。


バス停でおにぎり食って、次のバス停にある温泉まで歩いていきました。
ゾンビのようにフラフラと。


ここで一句。



気持ちだけ

走っていくよ

トレイルラン(字余り)






写真:バス停で茫然自失のワタクシ






三重県滋賀県の県境の山、御在所岳(1212m)に登ってきました。

今日はとてもイイ天気。
気温もちょうど気持ちイイ感じで、なんだか遠足のような懐かしい気分。
朝9時頃から登り始めてお昼に頂上へ。

遠足といえば「お弁当」。
このチームは、山登りのゴハンをかなりこだわる強者の集まり。
ザックの中身はほとんどは食材じゃないの?てなぐらいの気合の入れよう。
みんなで持ち寄ったゴハンを囲み山頂の一角を陣取り「かんぱーい!」

 

青空と紅葉と爽やかな空気と美味しいお弁当。
そしてその秋を思いっきり楽しもうとする素敵な仲間。

いやぁ~秋ってイイよね。
「スポーツの秋」「食欲の秋」を、体イッパイ腹イッパイ楽しんできました。

あと「読書の秋」も加わったら、あやうく秋を完全制覇してしまうところでした(笑)


カク




あっ!という間にカナダ1週間の視察旅行も終了。
どうにか無事に?帰って来れました。

いやー、ヨカッタですよカナダ!!
めちゃくちゃヨカッタ!!!
最初の街ヴィクトリアに到着するなり、完全にココロが鷲づかみされてましたから。
もう感動の連続で何から伝えれば良いか分からないほどです^^;


というワケなんで、カナダのお話はチョット整理してから報告したいのでまた後ほど。
ということで、今日は帰国後の週末に登ってきた石川・岐阜の県境にある「白山」のお話。
というか、「空」のお話。


山登りでイイなぁと思うことの一つは「空」がイイということ。
普段街で生活しているときには見ることのできないような空が私の頭上をイッパイに覆う。
それはいつもあまりに圧倒的。
そこには何の演出も何の意図もない。
広がる空を見上げる度に、ただひたすらに魅入ってしまう。




垂れ込む雲。
赤い夕焼け。
青い朝。
光る雲。
高い空。
湧き立つ雲。


どれもがまるで違うので、同じ空を見ているとは思えないほど。

帰りの車の窓からのぞく薄い空を見ながら思う。
山の空は宇宙にチョットだけ近い分、空が濃く鮮やかなのだろうと。
そうみんなに話したら笑われた。





【ヒトリ清掃登山~白山編~】
著名で人気のある山であるためか、ほとんどゴミは落ちていない。
落ちているものは風で飛ばされたであろう飴の包み紙のような小さなものが若干ある程度。
やはり美しいものはみんな大事にしたいと思ってるからなんでしょうね。




カク

[1] [2] [3
«  Back :   HOME   : Next  »
角なう! by Twitter

Twitter Updates

    角ログショップ!
    全品「角レビュー!」付き!(只今準備中)
    カクが実際に使って「これはイイ!」と思ったモノだけを厳選して紹介しちゃいます!

    ※一部ショップにないものは同等のもの、またこれから欲しいものも案内してます。


    プロフィール
    名前:カク
    趣味:トレッキング、旅行、映画鑑賞、読書など多岐に渡るが全て浅い。
    自己紹介:
    旅行会社やってます。趣味はトレッキング。体力なくてキビシかったりもするが、やっぱり山はイイ!!
    カレンダー
    04 2024/05 06
    S M T W T F S
    1 2 3 4
    5 6 7 8 9 10 11
    12 13 14 15 16 17 18
    19 20 21 22 23 24 25
    26 27 28 29 30 31
    ブログ内検索
    アクセス解析
    忍者ブログ [PR]