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筆不精王カクが書く 渾身の一筆ブログ!!
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今日、妹から1通のメールが届いた。



タイトル:宿題

Q1:職業
Q2:勤務時間と仕事の内容
Q3:一日の仕事の実際
Q4:その仕事に必要な資格や免許と資格や免許を得る方法
Q5:その仕事を選んだ理由と決意した年齢
Q6:仕事でつらいとき
Q7:仕事で楽しいこと、うれしいこと
Q8:仕事に向く性格や能力
Q9:この仕事についてよかったこと
Q10:中学一年生への職業人からのアドバイス
 ・
 ・
 ・



中学生の甥っ子の宿題なんだそうだ。
メール環境のない甥っ子に代わり、ボクにそれを聞いてきたのだ。


中学生に自分の仕事を説明する。
そして中学生に社会人としてアドバイスをする。


質問に考えながらあらためて思う。
なんと難しいことなんだろう。
言いたいこと、伝えたいことは山ほどある。
山ほどあるのに…




社会に出るまでの学生の時間というのは、社会に出てからのそれとはまるで使い方が違う。
親の庇護のもと、経済的な責任もなく、学校の授業など一部就学などの義務の時間を除けば、時間的な拘束もほとんどない。
社会に迷惑さえかけなければ、ほぼ全てを自らの自由な意思で動くことが出来る時間。

勉強を頑張ろうが、クラブでレギュラー目指して頑張ろうが、マンガばっかり読もうが、テレビばっかり観ようが、ゲームばっかりしてようが、バイトしようが(中学生はダメなのかな?)、寝てばかりで過ごそうが。


ひたすら自由。
そう、自由なんだよ。
自由だから、何をするかは自分で決めなきゃいけない。
これはとても難しいことなんだ。
自由は難しいものなんだよ。


そして、その自由な時間は社会に出るまでの期間限定の自由。
もちろん社会に出たら自由がなくなる訳じゃないけど、随分身動きが取りにくくなる。
だから社会に出た多くの人はこう言うんだ。



「学生の頃に、もっと○○しておけばよかった。」と。



ボクがキミに言えるのは、中学生のキミが大人になった時にそうは言って欲しくないという事。
だから今まさにキミが持っているその自由な時間を、無為に過ごして浪費せずに、自分がイイと思えることの為に懸命に使って欲しいという事。
何に使えば一番イイか思いつかなくても、少しでもイイと思えることに思いっきり時間をかけて欲しいという事。


ただそれが何かは自分で決めなきゃいけない。
将来の自分に責任を持つために。



ボクの息子にもそう伝えようと思う。
だから大切なキミにもそう伝えたい。




カク



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旅行業を始めてイチバン心にひっかかっていること。
それは「英語が苦手」であるということ。
実はほぼ喋れません。

小学校の頃から英語塾に通い始め、中学・高校・大学と英語の授業があったはずなのに。
ニガテだニガテだとずっと避けてきて、このまま英語を喋らない人生を送るつもりにしてました。


でも、選んだ仕事が旅行業なんですよね。


これまでは、「海外担当は栗原(←仕事の相方)です。」とか勝手に逃げを決め込んでいたのですが、最近フツーにガイジンさんから電話がかかってくる。




ガイジンさん  Hello! May I speak to Mr.Kurihara please?

ワタクシ    えー、あー、うー・・・・
         (栗原へ代われってことよな???ええー、今おらんし、、、)
             ・
             ・
             ・
             ・
             ・          
         He is フ・ザ・イ
         He is イ・ナ・イ
      


こんなワタクシですが来週からカナダへ1週間、視察旅行へ行ってきます。
『Eating in BC』と言って、カナダはバンクーバーのグルメ巡りをコンセプトとした旅行です。

3日前からJones先生に来てもらって猛勉強中。
今のところほぼ完璧に先生が何を言ってるか分からないし、自分が言いたいことも全く言えません。
でもJones先生はこんなダメダメな生徒にもとても丁寧に教えてくれてます(感謝感謝)。


英語はキビシイですが、カナダでたくさんイイものを観て、たくさん美味しいものを食べて、カナダのイイところをみなさんにお伝えしたいと思ってます!!



そんなワタクシの今の心境を歌ってみました。



ラブレター フロム カナダぁ
あなたのいない ひとり旅です~♪(汗)


          
それでは。
See you!




kaku

昨晩NHK「爆笑問題のニッポンの教養」という番組で、スポーツ心理学のハナシが紹介されていた。
試合や勝負などで自然とピークパフォーマンスを発揮できる「ゾーン」なる心理状態があるらしい。
「負ける気がしない。」状態で、思い通りにことが運ぶ状態なんだそうだ。

過去に成功したときのウマくいった要因や失敗したときの要因をきっちり把握して、成功する環境を自ら作り出すのがゾーン状態になる秘訣。
試合前に弦を担ぐような行動をとるのもこれにあたるんだって。
そう言えばイチローは違う番組で、試合に臨むいつもの行動「所作(しょさ)」についてかなりこだわって語っていたのを思い出す。

なるほどね。
成功の下地作りね。
それではワタクシも早速ゾーン体験しちゃおっかなと。
それには過去の成功事例を検証してみて・・・

うーん。
何か成功したことってあるっけ・・・
あらためて考えてみると「成功!!」というような成功体験がないような(汗)

ヘコむよねぇ。
思わずマイナス思考の森に入り込んでしまってるし(爆)

ゾーンのへ境地はまだまだ遠い。


カク



先日NHKスペシャル『激流中国 5年1組 小皇帝の涙』が放送されていた。

計画経済から市場経済への移行がすすみ、経済発展目まぐるしい中国において、自由競争の市場原理の元に雇用の問題や格差社会の問題も拡大している。

そんな中、子供たちの激しい教育競争が問題になっているらしい。

「一人っ子政策」で知られる中国。

日々遊ぶこともなく勉強だけを強いられている中国の小学生が取り上げられていた。
その親や教師などの教育に対する考え方は異常なほどで、中国社会の教育現場が暴走する様は、ワタクシは悪乗りが過ぎるホラーコメディをみているような印象を受けた。

両親と子供が一緒にカメラの前に座りながら母親が言う。

「中国は一人っ子政策なんです。
この子が成功すれば100%成功、
この子が失敗すれば100%失敗。
この子の成功・失敗は私達の成功・失敗でもあるのです。」

そんな母親の話を聞く子供は、一体どんな気持ちなのだろうかと、いたたまれない気持ちになった。



そもそも、この行き過ぎた教育熱については、親や子供、教師、中国政府に責任があるわけではないのだろうとワタクシは思う。
これは、市場原理を原則とした資本主義経済そのものが持つ原理そのものが原因なのでしょう。
自由競争とまずお金ありきの価値観。
それは勝者と敗者、いわゆる「勝ち組」と「負け組」という考え方。

世界のいたるところでこの価値観こそがスタンダードとされ、世界が暴走しているように思える。

「金の切れ目は縁の切れ目」

お金(仕事)がなくなればこの世界との縁が切れてしまう。
そんな世界は寂しいでしょう。

自分がこの世に生を受けた理由。

もっと自分なりの価値観をもって、自分なりの行動をとっていけるような強さと、それを受け入れることの出来る社会をつくることが今必要なのではないでしょうか。


カク



今晩『奇跡のドラマスペシャル ミラクルボイス』というドラマがやっていた。

「他人の心の声が聞こえる薬」を手に入れた主人公の男と女が、その薬の力を使って脱バイト生活をするために正社員採用を目指したり、父親からの見合い話を断るために恋人を探したりするストーリー。
最初は何の気なくみていたのだが、コミカルで軽快なタッチですすむ話についつい引き込まれ、最後はガッツリテレビにカブリつき。
話としては、結局最後はその薬の力に頼らず、自分のココロの声で自分の道を選ぶという順当なオチなのだが、結構オモシロかった。


そのドラマが純粋にオモシロかったのはさることながら、「へー。」と思わず感心したことがある。




それは、「CMがドラマのサイドストーリーになっている。」という点だ。




主人公のオンナのコが恋人を探しているときに偶然町で出会った理想の男性。
実はその男性は、主人公の親友のオンナのコの幼なじみだったこともあり、そのコを介して話がウマイ具合にすすみデートをするようになる。
ところが「薬の力」で、その親友のオンナのコは実はずっと昔からその幼なじみの男性が好きだったことが分かり、主人公のオンナのコは自分の恋をあきらめる、という話なのだが、その親友のオンナのコの学生時代や社会に出て働き出してからの話が、ドラマの合間に何の説明もなくCMとして流れてくる。

CMでその親友のオンナのコが学生時代にバレンタインチョコを渡そうとするシーンに「明治チョコレート」の板チョコが登場して、ドラマの合間にも主人公が度々そのチョコレートを食べていたり、

CMでその親友のオンナのコが社会人になって買った自分のクルマ「スズキのスイフト」に乗って、好きだったヒトの事を思いながらクルマに乗り込んだ後に、ドラマが始まればその社会人のカノジョが、そのクルマに主人公のオンナのコを乗せて街中を走っていたりという具合だ。

しかもご丁寧にチョコを渡そうとして渡せなかったシーンでは「ヒトのココロが分かればイイのに。」とかいう、ドラマのお題目を匂わせるコメント付きだ。



CMもその2社のものしか流れていなかったように思うので、結局ドラマをみてる側からすればCMが無いようにカンジられる構成でつくられている。

逆に言えば、そのチョコレートとクルマに引っ掛けたストーリーがドラマ中の時間をかけて出来上がっているので、ずっとCMをみていることになるとも言える。



いやー、実に素晴らしいアイデア。


しかし誰がこんなこと考えつくんでしょうね。



自分で考えた仕事のアイデアが、調べてみると既出なモノばかりで、もう何もかもが考え尽くされ完成されて進化の余地などあまり残っていないのじゃないかと絶望することも多いのですが、気が付かないだけでまだまだたくさん進化の余地など目の前に転がっているのでしょうね。


イイ勉強になった目からウロコドラマでした。



カク



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    プロフィール
    名前:カク
    趣味:トレッキング、旅行、映画鑑賞、読書など多岐に渡るが全て浅い。
    自己紹介:
    旅行会社やってます。趣味はトレッキング。体力なくてキビシかったりもするが、やっぱり山はイイ!!
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