ぬる坊

「かわいくない」
「仏に角を生やすなんて侮辱だ」

と、批判相次ぐ平城遷都1300年祭マスコットキャラの名前が『せんとくん』に決まったそうです。

確かにキモチワルイｗ

子供の頃に読んだB級ホラー漫画に出てくる、悪い科学者が地下の実験室でいろんな動物を継ぎはぎにしてつくったコワ系生物のような出来の悪いキモチワルさ（笑）

でもここまで世間を騒がせたということでいうと、全国にその存在すら知られていないような観光キャラクターが数多くいることから考えると、結果「大成功」でしょう。

最近のヒットキャラでいうと、ゆるキャラには彦根城築城400年祭の『ひこにゃん』がいますが、北海道の「マリモ」と「もっこり」をかけた『まりもっこり』や、夕張の負債をもじった『夕張夫妻』など、キャラクターに「タブー」を掛け合わせるタブーキャラがヒットの秘訣なんでしょうね。

　　

　「ひこにゃん」　　　　　　　「まりもっこり」　　　　　　　　　「夕張夫妻」



そんな意味ではせんとくん、仏様に角が生えてるなんて、バチあたりでタブー度かなり高いハイタブーキャラなワケですよ（笑）



ワタクシ的にはテリー伊藤が以前に朝のニュース番組で勝手にこのキャラに命名していた

『ぬる坊』

のネーミングが、かなりツボだったんですが。
（テリー伊藤曰く、触ると意外にぬるっとしてるというキャラ設定で「ぬる坊」。）



誰からも愛されず世間からバッシングされ続けるキモキャラぬる坊。
例えるなら「みにくいアヒルの子」や「スイミー」みたいな設定じゃないですか。


このけなげなカンジ、イイよねぇ～。
なんだか応援したくなってきますよねｗ


「ガンバレぬる坊！負けるなぬる坊！（笑）」



カク