寒稽古

　　

今シーズン2回目のスノーボード。
先週末に以前勤めていた会社の先輩後輩と福井県白峰温泉スキー場へ行ってきました。


スキー場到着前に、前回同様またまた雨。
登山での雨天率が80％以上の実績を持つワタクシ。
自分の雨オトコパワー全開ぶりに、旅行業にたずさわるにはちと不向きだよなと思ったりする。


到着すると雨はやがて雪になり、ヨカッタヨカッタと胸をなでおろして滑り出しは上々。
まさかここから試練が始まることになろうとは思いも及ばずに。




やがてあたりが一面白く全く先が見えなくなり、メチャメチャな横殴りの風が、ちょっと固めのぶつぶつの雪をバチバチ叩きつけながら吹いてくる。


地球温暖化なんて微塵もカンジさせないようなバカに見事な吹雪っぷり。


寒いは痛いは何にも見えないはリフトは止まるは、「レジャー」ではなく完全に「修行」の状態。




「なんでオレこんなトコにいるんだろう。」




あまりにツラ過ぎる状況に自分が置かれていることにちょっとワラけてくる。


リフトもいつもより早めに営業を終え、ワタクシたちも早々にゲレンデから退散。
ツラかったぶん温泉がメチャクチャ気持ちよかった今回の旅でした。



写真1　空と地面の境目も見えない白い世界に消えてゆくリフト
写真2　完全防備でムリにテンションあげるワタクシたち（真ん中がワタクシ）


カク