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筆不精王カクが書く 渾身の一筆ブログ!!
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いつものようにウダウダ自宅にヒキコモリ過ごしていた日曜日。
『ちびまるこちゃん』や『サザエさん』に無駄に過ごした休日の終わりを告げられるのを回避すべく、『万博記念公園』へ行ってきました。




「日本庭園」ゾーンにある「ハス池」のハスが見事な花をつけてましたよ。

今までハスの花なんて仏像の台座かその横にヒョロっと添えられた金属のものか、極楽浄土のシーンで描かれた絵くらいでしか観たことがない。
初めてあんなちゃんとしたハスの花を観たんじゃないかな。
ソフトボールくらいのポッテリとしたピンクのハスの花は、綺麗というよりは何やら愛嬌があってカワイらしい。
花に鼻を近づけてにおいを嗅ぐとイイにおい。

いやー、思わぬハス満喫体験に満足な日曜日となりました。



ハスの花は7月いっぱいが見頃らしいです。
「ハスの花観たいー!」って方はゼヒ!
「花より団子だー!」という方にもウレシイこんなコラボ企画もあるようですよ(笑)






追伸:
「太陽の塔」が、どうみても『ヱヴァンゲリヲン』に出てくる「使徒」に見えます。
アタマ侵食され過ぎ(汗)


でも、、、、カッコイイ…



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今回のエベレスト街道トレッキングでは「エベレストBC(エベレストベースキャンプ、標高5364m)」にも行ってきました。
エベレストBCはその名の通りエベレスト登頂を目指す玄関口で、世界の登山家たちはここからC1~C5の5つのキャンプを経てエベレスト山頂にアタックします。


キャンプ地といっても何もないただの岩だらけのガレ場。
でもその土を数センチ払うとすぐその下には氷が現れる。
エベレストBCはクンブグレーシャーという氷河の上にあるんです。
時折「パシッ。」「カツッ。」っと氷にヒビが入る音や、たまに「ゴォー。」と雪崩や崖崩れの音が聞こえてくる以外は何も聞こえない静寂の世界。
青い空と白い山と音のない空間は時の流れも止まっているような不思議な感じのする場所でした。


そんなエベレストBCまでが一般トレッキングの最終地点。
ここから先は高額の登山料が必要。
というか、お金があっても・・・
ここまで来るだけでも必死なのにここからが本番って。
しかも見るからに今までのルートとは全く次元が違うデンジャラス度。


登れるワケないっす(汗)




写真(上):エベレストBCをバックに
写真(下):下の氷が溶けずに大きな岩がのっかってる氷の柱


カク



いよいよ一番エベレストに近づく日の朝。
まだ暗い早朝より標高5550mのカラパタール山頂を目指す。
凍てつく外気は、手袋で拭う鼻水も、吐く息も瞬時にパリパリと凍らせ、鼻と口をマスクで覆わないと鼻の奥や喉が凍るように痛い。
もう3日前より高山病らしく常に痛む頭に「これで終わりだ。」と言い聞かせながら登り始める。
そんなに厳しい登りではない。
しかし体がほとんど動かない。
薄い空気のせいか大袈裟なほどに激しく呼吸が乱れ、一歩しばらくして一歩とノロノロと登る。


「何故自分はこんなところにいるんだろう?」
日本ならまだ温かい布団にくるまっていることだろう。


どうにか一歩足を踏み出しながら思う。
多分ずっとこんな風に登り続けるんだろうな。
山も、仕事も、恋愛も、家庭も、人間関係も、自己実現も。
好奇心や向上心のようなものが常に自分を責め、ツライ登りを登らせ続けるのだろう。


自分はこの世の頂まで登りきった、この世を生ききったのだと満足するために。


そしてきっとついにどこにも満足な頂など無く、死ぬまで苦しみ悩み登り続けるのだろう。
結局一歩一歩登り続けることこそが大切なのだろう。


頂から望むエベレストは目の前に見えながらも実感薄く、遠くはかなく手の届かないものだと思った。




追伸:
新年明けましておめでとうございます!!
年末からネパールへ行き、おとつい(1/18)帰ってきました。
いろいろエピソードがあって書ききれないので、とりあえずエベレスト街道トレッキングのハイライトだけ書いてみました。
あまりのツラさにチョットセンチな自問自答をしながら登った記憶をそのまま(笑)

それにしても今回の旅では日本はイイとこだとあらためて痛感しましたよ。
暖房あるし、電気あるし、熱いお湯のはった風呂もある。
何より何だって自分で選べる自由があるしあらゆる可能性がある!!
生まれながらにして!!!




写真(上):エベレスト(後ろの黒い山)
写真(下):カラパタール山頂で高山病になり宿に戻りダウンするシェルパ(←って、キミが倒れちゃ・・・バファリンあげました 笑)



カク



朝、目を覚ますと澄み渡る青空。
あまりにイイ天気だったので、最近お客様に提案して行ってみたいと思っていた滋賀県高島市にある「生水の郷(しょうずのさと)」へ行ってきました。



ここはそれまで無名であった地域が数年前にNHKの特集で取り上げられ脚光を浴びるようになった場所。
この小さな町には素敵な田舎の風景と「川端(かばた)」という、この地域特有の水利システムがあります。



「川端(かばた)」とは、この地に湧き出す地下水を、「壷池」で一番綺麗な水を溜めて飲食や野菜を洗ったりして使い、その下にある鯉などの魚が飼われている「端池」へ野菜くずや残飯などが混ざる水を流して魚に食べてもらって水を浄化させてから川へ戻すというシステム。

各家庭にこの「川端」があり、今でも107つほど川端が残っているのが確認されているそうです。

使い終わった水にも気を使うこの川端を見ながら、昔の人達がどれほどまでに水に感謝をして使っていたのかと思いを馳せていました。


こういう小さな思いやりのつながりが素敵な社会を生み出す元になるんでしょうね。


ゴミを捨てるマナー
エコロジーやリサイクルの意識


川端にはより良い社会作りのためヒントがありますよね。
昔のヒトってスゴイよなぁ。



カク



週末は毎年恒例行事の「香住カニツアー」へ。
11月初旬の松葉ガニが始まる前に食べることができる紅ズワイガニ「香住ガニ」。
松葉ガニよりかなりお値打ちなお値段で、しかもお味の方も十分美味しい魅力的なカニです。
年に一回、この香住ガニをカニ宿に泊まって腹イッパイ食べようというグルメ旅です。


  
ゆでガニ・カニすき・焼きガニ・カニ刺し・カニ天ぷら・カニ味噌・カニ雑炊とカニづくしのフルコース。
もう食えねぇ~!!ってくらいカニ・カニ・カニ!!
この一日でワタクシの年間カニ消費量のほとんどが胃袋へ(笑)
贅沢過ぎるカニづくしと、宿ののんびりとしたくつろぎの時間を楽しめました。
で、翌日は城崎まで足をのばし温泉へ。




朝、城崎へ行く前に香住漁港近くの海産物屋さんへ立ち寄りお土産をお買い物。

と、威勢のいい店のオジサンが、

「ええーい、もうこのイカもってけー!!」

とか大声で叫んでる。



みると残っていた箱イッパイのお刺身で食べれるという新鮮なイカを処分価格でタタキ売り中!
実は無類のイカ好きのワタクシ。
あまりのボリュームにかなり悩んだけど買っちゃいました。


家に戻って数えるとそのイカの数なんと26杯!!
数匹分をイカの塩辛にしてから、全部さばくのに4時間近くもかかりました(汗)
冷凍庫イカだらけ。

幸せです(笑)


カク



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    プロフィール
    名前:カク
    趣味:トレッキング、旅行、映画鑑賞、読書など多岐に渡るが全て浅い。
    自己紹介:
    旅行会社やってます。趣味はトレッキング。体力なくてキビシかったりもするが、やっぱり山はイイ!!
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